IPPフィルム

IPPフィルムについて用語解説

IPPフィルムとは
IPPフィルムとは、チューブ型に水冷インフレーション(I)成形したポリプロピレン(PP)フィルムの略称です。
よく町でみかける「焼きたてのパン屋さん」が、直接パンを入れている透明度の高い袋は、主にIPP袋を使っています。
IPPフィルムを揉むと一般のポリエチレンフィルムよりシャカシャカ感があります。
また熱溶着が可能で透明度が高く、中身がきれいに見えるフィルムです。
常温でのフィルムの強度は高いですが、低温での強度は格段に落ちるため、冷凍などには不向きです。
防湿性にはすぐれていますが、酸素などのガスを良く通すため、長期保存や脱酸素剤を使用したり 不活性ガス充填にも不向きです。