ESD静電気放電
ESD静電気放電について用語解説
ESD静電気放電とは
ESDとは、静電気の放電を意味する「Electro-Static Discharge」の略語です。
冬場の乾燥した時期に金属部分に触れるとバチッと発生する、イヤな静電気の事なのですが、電気ショックの衝撃の割には、実際に人体に蓄積されている静電気のエネルギーは、それほど大きくありません。
しかし、弱い電流が流れるように設計された電子回路や半導体部品は、静電気が流れるとすぐに破壊されてしまいます。
従って、電子部品や半導体関連の作業工程では、人体や文具類などすべてにおいて静電気の帯電レベルを制御する必要があります。
特にESD対策をされた区域をEPA(静電気放電保護区域)と呼びます。