共押出しフィルム

包装資材やクリーンルーム用品、静電気対策品で使う専門用語

共押出しフィルムについて用語解説

共押出しフィルム

共押出しフィルムとは、二層以上の貼り合わせを特殊な成型方法で行った、高機能フィルムです。

フィルムのを作る方法のひとつに、押出し成型があります。
温度が上がって溶けた樹脂を、細い長い隙間からところてんの様に押し出して製造する方法です。
2つ以上平行に並んだ隙間から樹脂が複数のフィルムとして押し出され、お互いのフィルムを貼り合わせ(ラミネート)します。

この製法で製膜されたフィルムは、非常に薄い厚さでも多層化ができ、溶剤を使わないので残留溶剤の心配がありません。
フィルム自体もフィット性に富み、高機能フィルムへの応用が広がります。