低VOC(揮発性有機化合物)
低VOC(揮発性有機化合物)について用語解説
低VOC(揮発性有機化合物)とは
VOC(揮発性有機化合物)とは、気化して大気中に拡散してしまう、揮発性の有機化合物の総称です。
有機化合物の中で、沸点が50℃~260℃の物質がその対象になります。
これらの成分をを吸引すると、頭痛や神経障害などが発生して人体に害を及ぼす原因になります。
また、大気中で光化学反応をおこして、様々な大気汚染の発生原因になるとも考えられています。
塗料の溶剤や洗浄液などにも大量にVOCが含まれており、現在も大気中へと排出されており、日本は諸外国と比較しても、単位面積あたりのVOC排出量が高く、削減が課題になっています。
特にVOCの含有量が低い製品を、「低VOCの製品」と呼んでいます。