低(耐)フォギング性

包装資材やクリーンルーム用品、静電気対策品で使う専門用語

低(耐)フォギング性について用語解説

低(耐)フォギング性

フォギングとは、材料に含まれる物質が高温になることで気化して、冷えたガラスを曇らせる現象です。
冷たく冷やしたコップの周りに、大気中の水蒸気が水滴となって曇るのと同じ現象です。

特に自動車業界では車内が高温になりやすく、内装品の素材に含まれる添加剤が揮発してフォギングが発生すると視界不良の原因となるため、この現象を重要視しています。
低VOC(揮発性有機化合物)の材料であれば、この現象を抑えることができます。