完全導電性の銅箔テープ TO-CCT
銅箔テープの接着部分も、完全に電気が通ります。
粘着剤まで電気が通る、完全導電の銅箔テープ
一般的な銅箔の粘着テープは、テープ表面の金属部分のみが通電し、粘着面には電気が導電しません。
表面のみ導電性を得るには十分ですが、テープを貼った素材(被着体)との導電性は確保できません。
一方、本製品の完全導電性銅箔粘着テープは、テープ表面の銅箔と裏面の粘着部分も電気が通るため、テープと被着体が一体化して電気の導通を得ることができます。
また、テープに使用している銅箔は蒸着ではなく圧延タイプなので、表面に直接はんだ付けができます。
さらに製品としてUL540FRの難燃性規格を取得しており、安心して簡易的な電極や端子として使えます。
接着部分にも電気が通る銅箔テープTO-CCT の特徴・用途
厚さ方向にも電気が導通する銅箔テープの特徴
- 圧延した銅箔と電気が流れる粘着剤の構成で、完全に導通を確保しました。
- 対象物に貼るだけで、粘着した面と銅箔テープ表面が導通します。
- 圧延した銅箔を使っているので、テープ表面にはんだ付けができます。
- 難燃性UL540FR規格品なので、電気の端子に使っても安心です。
用途例
- 電機部品の基板に貼って、半田付けができる端子として。
- 電磁波や電波の遮蔽シールド用に。
- 静電気の除電やアースを確保するための端子として。
- ハウジングやケーブル・コネクターのシールド